思想空間法-構造化手法と調査データを融合した思想・理念の体系化方法-
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概要
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思想研究は数千年にわたって恣意的で属人的な方法が用いられてきた.思想の体系化は非構造的であり,またその根拠は個人的な信念に依拠していた.本研究は,信念を蓋然性により定式化することで,人文科学的な文献研究の知見を低コストに構造化し,それを社会科学的な調査データと融合して,段階的に発展させていく.本稿では,その全体像をコストパフォーマンスとホップ・ステップ・ジャンプのメタファーから説明する.これは,価値・思想研究における知の巨人たちの混沌した縄張り争いの歴史に転換を図るものである.
- 2010-07-24
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