〈資料〉女子学生を対象とした野菜の皮むきおよび切断操作に用いる 調理器具の保有状況と使用頻度について
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概要
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女子学生を対象に,家庭における野菜の下処理としての皮むきおよび切断操作に用いる調理器具の保有状況の現状および使用頻度を調査し,以下の結果を得た.1.調査対象者の調理頻度は「ほとんど毎日行う」13.2%,「1週間に2〜3回行う」35.1%,「1ヵ月に2〜3回行う」32.5%,「ほとんど行わない」19.2%であり,家族構成で比較すると「ほとんど毎日行う」あるいは「2〜3回/週」は3世代同居の学生の割合が高く,単身者は調理頻度はやや低い傾向にあった.2.皮むきおよび切断操作に用いる調理器具の保有状況を家族構成の平均でみると包丁100%,皮むき器95.1%,フードプロセッサー32.2%,フードスライサー58.0%で,家族構成による保有状況に大差は無かった.3.皮むきおよび切断操作に用いる調理器具の使用頻度は,包丁の場合「毎日使用する」(58.9%),皮むき器は「1週間に2〜3回使用する」(36.6%),フードプロセッサーとフードスライサーは「ほとんど使用しない」(47.8%,48.3%)と回答した者が多かった.4.調理器具による使用頻度の高い食品は,皮むき器はにんじん,じゃがいも,さつまいも,やまのいもなどであり,フードスライサーではきゅうり,だいこん,にんじん,キャベツなどであった.
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