RF Interstitialハイパーサーミアにおける加温特性解析
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概要
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副作用の少ない癌の温熱療法として注目されている電磁波ハイパーサーミアを,安全にかつ効果的に実施するためには,生体内の温度分布を非侵襲的にかつ正確に把握する必要がある。本研究では,針状電極加温方式の場合について,コンピュータシミュレーション手法を用いて加温特性解析を行い電極対が傾斜刺入されたモデルの温度分布計算法を提案し,その加温特性について検討を行った。その結果,電極対の傾斜の影響を温度差1℃に抑えるためには,その傾斜角を2度以下にする必要があることを明らかにした。
- 木更津工業高等専門学校の論文
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