運動機能から考える医療・介護保険サービス間のリハビリテーション連携 : 医療機関におけるリハビリテーション算定終了者の調査より
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概要
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【目的】介護保険下のリハビリテーション(以下リハ)への「入り口」である医療機関におけるリハ算定終了者の調査を行うことにより,今後の医療介護連携のあり方を考える上で必要な情報を得ることを目的とした。【方法】豊橋市内の理学療法士・作業療法士のいずれかが勤務する医療機関19施設中17施設において3ヶ月間のリハ算定終了者数とリハ算定終了時に運動機能低下条件(公共交通機関を使用し遠方まで外出できない)に該当する者の運動機能を調査した。【結果】リハ算定終了者1,193名のうち運動機能低下条件に該当する者は408名であり,これらの者を介護保険下の個別リハ対象者とすると,年間対象者は豊橋市の人口の0.44%を占めた。【結論】医療機関から介護保険下の個別リハに結び付けることが必要な年間人数を運動機能から推定した場合,日本全国で約56万人に上ることが示された。
- 2010-04-20
著者
-
後藤 健一
医療法人明陽会第二成田記念病院
-
清水 和彦
豊橋創造大学リハビリテーション学部理学療法学科
-
内藤 貞子
医療法人尽誠会老人保健施設尽誠苑
-
上村 晃寛
豊橋市民病院リハビリテーションセンター
-
太田 進
名古屋大学医学部保健学科理学療法学専攻
-
清水 和彦
豊橋創造大学リハビリテーション学部
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清水 和彦
豊橋創造大リハ学部理学療法学科
-
太田 進
名大
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太田 進
名古屋大学医学部保健学科
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