IP電話の音声品質評価と品質制御に関する検討
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概要
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インターネットの普及に伴い,インターネットを利用したIP 電話が広く利用されるようになった.IP 電話の形態の1つに,インターネット回線に接続されたパソコン上のアプリケーションソフトにより通話を行う「ソフトフォン」がある.ソフトフォンは,無料でかつ手軽にIP 電話が使用できるメリットがある反面,インターネット特有の遅延やパケット損失により品質劣化が発生する可能性が高い.このように必ずしも品質が保証されないIP 電話を利用する場合,品質評価および品質設計が必要であり,適切な品質を維持するためには品質制御が重要になってくる.本文では,ソフトフォンの1 つであるG-Phone を対象に,ネットワークに依存したパラメータである遅延およびパケット損失に対する通話品質を評価する.さらに,主観評価実験を行い客観評価値との対応関係を考察する.また,実験ネットワークを使用して品質制御(優先制御)を行うことによる品質向上の効果を明らかにする.
- 東海大学の論文
- 2006-03-31
著者
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高 正博
情報通信工学科
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高 正博
東海大学開発工学部情報通信工学科
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高 正博
東海大学開発工学部
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三村 隆
東海大学開発工学部情報通信工学専攻
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西島 善彰
東海大学開発工学部情報通信工学科
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高正 博
東海大学開発工学部情報通信工学専攻
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