W-CDMA方式(FOMA)パケット通信によるNOTASIP方式インターネット電話の伝達遅延時間の実験的評価と解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
peer-to-peerの双方向インターネット電話について,エンド・エンド伝達遅延時間の実験的評価を行なった.評価実験は汎用有線インターネットと商用W-CDMA方式の非対称高速パケット通信モードを組み合わせた環境で行なった.実験結果から,移動機から基地局までの無線上り方向で数秒に及ぶ遅延時間が観測された.この遅延時間の発生要因を明らかにするため,実験ネットワークの全体の構成を詳細に解析し,この上り方向での遅延発生メカニズムについて分析および推断を行なった.考えられる遅延発生要因として,ATM AAL5を適用しているパケット通信特有の区間とそれらのインターフェース区間,パケット通信運用時の無線区間(特有の誤り回復手順を適用)等の何れか,またはこれらの組み合わせが関与している可能性が高いことを示した.
- 2003-03-30
著者
関連論文
- W-CDMA方式(FOMA)パケット通信によるNOTASIP方式インターネット電話の伝達遅延時間の実験的評価と解析
- ソーシャルエンジニアリング攻撃の分析と対策
- 衛星マルチメディア通信教育応用システムの品質評価と今後の課題
- 衛星マルチメディア通信教育応用システムの品質評価と今後の課題
- ベイズ統計の応用に関する検討
- 携帯電話アクセスによるインターネット簡易自動問診システム
- IP電話の音声品質評価と品質制御に関する検討
- モバイル・マルチメディア通信端末の表示画面サイズに関する検討
- インターネットにおけるIPネットワーク品質の評価分析
- 携帯電話キータッチ入力による個人認証技術に関する検討
- SB-7-7 W-CDMA 方式 (FOMA) パケット通信による NOTASIP 方式インターネット電話の伝達遅延時間の実験的評価と解析
- モバイル・マルチメディア通信端末の表示画面および文字の最小サイズに関する検討
- モバイル・マルチメディア通信端末の表示画面サイズに関する検討