慢性関節リウマチの病態の免疫学的解析と治療への考察(免疫学の進歩-基礎と臨床-,シンポジウム,東京女子医科大学学会第308回例会)
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概要
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In synovia of patients with rheumatoid arthritis (RA), synoviocytes and infiltrating lymphocytes produce a variety of cytokines and contribute to the immunopathogenesis of the disease. In vitro culture of rheumatoid synovial cells revealed the following results; (1) Pro-inflammatory cytokine cascade exists in rheumatoid synovia. Tumor necrosis factor-α (TNF-α) and interleukin (IL)-1β locate upstream of the cascade, while IL-6, IL-8 and monocyte chemoattractant protein-1 locate downstream of it. (2) IL-4, IL-10, IL-13 and interferon-γ (IFN-γ) modulate the production of TNF-α, IL-1β, IL-1 receptor antagonist, IL-6 and IL-8 by rheumatoid synovial cells. (3) IL-10, but not IL-4, IL-13 or IFN-γ, is produced by rheumatoid synovia and IL-10 is the major anti-inflammatory cytokine in rheumatoid synovia. (4) Peptide containing nuclear localization sequence of NF-κB p50 inhibits TNF-α-induced IL-6 and IL-8 production. These data indicates that imbalance between pro- and anti-inflammatory cytokines would contribute to the persistence of synovial inflammation of RA and that NF-κB is a novel target of therapeutic approach against RA.
- 1997-06-25
著者
-
原 まさ子
東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター
-
柏崎 禎夫
東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター
-
原 まさ子
東京女子医科大学卒後臨床研修センター
-
針谷 正祥
東京女子医科大学膠原病リウマチ通風センター
-
針谷 正祥
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科薬害監視学講座
-
針谷 正祥
東京女子医科大学附属膠原病リウマチ・痛風センター
-
深澤 千賀子
東京女子医大・膠原病リウマチ痛風センター
-
原 まさ子
東京女子医科大学附属膠原病リウマチ・痛風センター
-
原 まさ子
東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター・同大学附属青山病院
-
柏崎 禎夫
東京女子医大膠原病リウマチ痛風センター
-
柏崎 禎夫
東京女子医大リウマチ痛風センター
-
原 まさ子
東京女子医大膠原病リウマチ痛風センター
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