大阪市生野区におけるこどもに関する地域福祉学的研究 : 青年期
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概要
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2006年3月「生野区地域福祉アクションプラン」が策定された。本研究は,上記策定委員会こども部会が主体となり,生野区アクションプランへ当事者(こども,保護者,教職員)の声を反映するとともに,今後のアクションプラン推進へむけ生野区のこども(青年期)の生活課題の実態を明らかにし,生野区の子育て支援の基礎資料とすることを目的とした。乳幼児期,学童期と同じく,町内会の参加が少なかった。また,いじめ・不登校・学級崩壊を解決するために「保護者の協力と理解」が必要であると保護者,教職員が共通して認識していた。また,こどもの休日の過ごし方について保護者は「教育活動の延長となる事業」,教職員は「生涯学習施設において誰もができる交流の場の確保」を挙げていた。今後,教育活動にもつながる交流の場やボランティア活動を含めた地域との協働が必要になることが考えられた。
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