蛍光マセラル分析による根源岩評価 : 新潟油田地域の寺泊層の例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The Miocene Teradomari Formation is a major source rock in the Niigata oil field. The samples, collected from the type locality of the Teradomari Formation, were classified as (hemi) pelagic mudstone (Ep) or turbidite mudstone (Et) according to their Bouma sequence division. Kerogen maceral composition was identified under a fluorescent microscope. Based on its fluorescent characterization, amorphous kerogen was divided into three types; namely, FA (fluorescent amorphous kerogen), WFA (weakly fluorescent amorphous kerogen) and NFA (non-fluorescent amorphous kerogen). Ep kerogen was mainly composed of WFA, while Et kerogen was mainly of NFA and vitrinite. Relative quantities and chain lengths of aliphatic moieties estimated by FTIR indicate that Ep kerogen has a higher oil generation potential than Et kerogen.
- 日本有機地球化学会の論文
- 1996-05-30
著者
-
秋山 雅彦
信州大学理学部地質科学科
-
秋山 雅彦
日本地質学会
-
秋山 雅彦
信州大理
-
渡辺 陽巳
信州大学理学部地質科学教室
-
秋山 雅彦
北海道大学
-
渡辺 陽巳
信州大学理学部
-
秋山 雅彦
信州大学理学部
関連論文
- 稚内層の堆積環境と生物指標化合物
- 北海道中央北部の新第三系の層序と古環境
- ケロジェンのマセラル分離と炭素同位体組成
- 151. ケロジェンのマセラル分離と炭素同位体組成 / 北部フォッサマグナ高府地域の例
- 北海道十勝郡浦幌町上厚内より発見された Desmostylus の臼歯
- イメージング法による火星の生命探査の試み
- 火星の生命探査の試み 多環芳香族炭化水素の蛍光顕微鏡による検出
- 北海道深川市北部丘陵の鮮新統層序について
- 象牙化石からクエン酸の発見
- 化石象の比較組織学および比較生化学的研究(予報)
- ナウマン象歯牙の古生化学的研究(II)
- ナウマン象歯牙の古生化学的研究(1)
- ナウマン象臼歯セメント質の組織学的研究
- ナウマン象歯牙組織の研究:象牙質について
- ナウマン象について
- 膠原繊維の化石
- 地球温暖化問題をめぐって
- 地球大気の起源
- 講座「地球科学」(I) 地球の歴史
- 椎谷層のケロジェン特性とバイオマーカー組成
- 寺泊層のバイオマーカー組成
- 基礎試錐のビトリナイト反射率から算定される最高古地温勾配の検討
- 蛍光マセラル分析による根源岩評価 : 新潟油田地域の寺泊層の例
- ビトリナイト反射率による熱水変質の温度推定 : 北部フォッサマグナのムラサメ帯の例
- 188 寺泊層ケロジェンの有機地球化学的特性(堆積)
- 有機地質学:地質学における有機物研究のすすめ
- 大学改革と地質学(開発・災害と地学)
- 150. 蛍光マセラル分析による寺泊層の根源岩評価
- 149. ビトリナイト反射率による別所層の熱水変質の熱史
- 炭素の地球化学的サイクルと大気・海洋の起源(地球における炭素の循環)
- ケロジェンの加熱実験とFTIRによる熟成度評価--IR熟成経路ダイアグラムの提唱
- 152. FT-IRによる有機熟成度評価(その2)
- 加速器質量分析計による日本海山陰沖海底産の哺乳類化石の^C年代 : 日本の第四紀層の^C年代(175)
- 加速器質量分析計を用いた^C年代測定による野尻湖層の編年
- アミノ酸のラセミ化による年代測定
- 顕微FT-IRによる有機熟成度評価 : 加熱処理した猿払炭と女川層ケロジェン(第11回有機地球化学シンポジウム(大牟田シンポジウム))
- 顕微FT-IRによる原生代微化石の検討(第11回有機地球化学シンポジウム(大牟田シンポジウム))
- 内山層産の貝化石動物群について
- 熱分解顕微FTIRによるケロジェンの研究
- ビトリナイト反射率による西頸城山地新第三系の埋没史
- 47 留萌-深川地域の鮮新統層序と年代
- 有機地質学 : 地質学における有機物研究のすすめ
- ゾウ化石の象牙質コラーゲン : 古生物
- 北関東地域の第三系産の貝化石動物群についての二・三の問題
- 加速器^C年代測定による野尻湖層の編年 : 野尻湖における火山灰層序および人類考古の研究に関連して
- 井尻正二編著:『種の起原』をどう読むか
- 地球化学の発展と展望, 藤原鎭男編, 東海大学出版会, 1997年2月, A5判, 394ページ, 定価7,000円 (本体)
- 1997年を迎えるにあたって
- 学会の活性化と地質学の発展に向けて
- Organic Matter Productivity,Accumulation,and Preservation in Recent and Ancient Sediments Jean Whelan and John W.,Farrington (eds.)
- 地球大気の進化:その進化と未来を探る:M.,I.BUDYKO,A.,B.RONOV,A.,L.YANSHIN著 内嶋善兵衛訳
- R.,B.JOHNS (editor):Biological Markers in the Sedimentary Record
- L.,B.ホールステッド(HALSTEAD)著,後藤仁敏・小寺春人訳:硬組織の起源と進化
- タキカワカイギュウ関連地質調査団編:タキカワカイギュウ調査研究報告書
- C. PONNAMPERUMA & L. MARGULIS eds.:Limits of life
- カルビン著,江上不二夫他3名共訳:化学進化:宇宙における生命の起源への分子進化
- 貝化石コンキオリンの構成アミノ酸(その4)アミノ酸の残存率と保存との関係
- Micro-Kjeldahl法による貝殻中の窒素定量
- 貝化石コンキオリンの構成アミノ酸-その3
- P., E., HARE and P., H., ABELSON:Proteins in Mollusk Shells, Ann., Rep., Geophys., Lab., Carnegie Inst., Washington, 1963~1964, 267~270
- Russel F.,DOOLITTLE and Birger BLOMBACK (1964) : Amino-acid sequence investigations of Fibrinopeptides from various mammals; Evolutionary implications.,
- 化石ホタテガイ属の殻にふくまれるアミノ酸の定量分析
- 貝化石コンキオリンの構成アミノ酸 その2
- 貝化石コンキオリンの構成アミノ酸について(その1)
- ヒトのネオテニー説批判
- 390 顕微FT-IR法による有機熟成度の評価
- 日本列島におけるナウマンゾウ化石の年代
- "グリン・タフ"綜合討論の記録(日本列島の構造発達史-とくにグリン・タフ時代を中心として(その2))
- 有機熟成度の指標としてのスピン-格子緩和時間にまつわる問題(2.有機物の熟成,石油探査における有機地球化学の役割,第7回有機地球化学シンポジウム(烏山シンポジウム))
- 火星隕石にナンノバクテリアは検出されたか (総特集 火星隕石と生命)
- ^C年代測定のための化石コラーゲンの抽出法(第10回有機地球化学シンポジウム(湯沢シンポジウム))
- 184 FT-IRによる有機熟成度評価 : ケロジェンの加熱実験
- 417 生物指標化合物による稚内層の堆積環境と埋没史解析
- 先カンブリア時代の地球環境(環境指標物質に関する諸問題,第8回有機地球化学シンポジウム(島根シンポジウム))
- 日本海山陰沖海底産ナウマンゾウの加速器質量分析計による^C年代 : 日本の第四紀層の^C年代(168)
- 大気と海洋はいつできたか
- スピン-格子緩和時間による古地温勾配の推定(第8回有機地球化学シンポジウム(島根シンポジウム))
- 有機物熟成度の指標としての^1Hスピン-緩和時間(T_1)(課題討論II 有機物の熟成作用,第5回有機地球化学シンポジウム(大滝シンポジウム))
- 北海道歌登町上徳志別産デスモスチルス
- 北海道歌登町上徳志別産デスモスチルスの臼歯の追加標本
- 地球大気と海洋の起源 : 地史からの検討
- 硬タンパク質の続成変化
- 有機地球化学からみた化学化石(続成作用における有機物の変化に関するシンポジウム)
- はじめに(続成作用における有機物の変化に関するシンポジウム)
- 有機炭素の地球化学的サイクル(有機物の続成作用的変化の研究)
- イソロイシンのラセミ化と地質学への応用
- 化学化石にまつわる諸問題
- 堆積岩中のアミノ酸と有機地球化学
- 古生化学の研究とその課題
- 303 地球外生命、有機物検出の試み : 顕微螢光法による多環芳香族炭化水素の検出(セッション3)
- M.,H.,BRIGGS: Amino Acids and Peptides from Some New Zealand Fossils
- Patinopecten属の系統発生について
- Patinopecten tokyoensis TOKUNAGAの変異について
- 静川層群と西八代層群との層序学的関係