ビトリナイト反射率による西頸城山地新第三系の埋没史
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概要
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Vitrinite reflectance (Re%, mean random reflectance) was measured on the collinite macerals separated from the Neogene clastic sediments distributed in the Nishikubiki area of the northern Fossa Magna region. In this study, samples were collected from two regions, the North (N) and the South (S), along the limbs of the Nambayama anticline in the western part of Joetsu City. The regression lines between log Re(%) and stratigraphic horizon based on thickness of the sediments in the study area show similar gradients with those of the MITI exploratory test wells around this area. This result suggests that the nearly same maximum paleotemperature gradient prevailed in the Nishikubiki area. Vitrinite reflectance values between the two regions show that the South region is about 0.6% higher than the North region at the same stratigraphic horizon of the Nambayama Formation, suggesting about 1700m difference in original burial depth.
- 日本有機地球化学会の論文
- 1997-05-30
著者
-
秋山 雅彦
信州大学理学部地質科学科
-
秋山 雅彦
札幌学院大学
-
森田 宜史
帝国石油(株)新潟鉱業所
-
森田 宜史
信州大学理学部地質科学教室
-
岩崎 収
信州大学理学部地質学教室
-
岩崎 収
信州大学理学部地質学教室:(現)開発工事株式会社大阪支店
-
秋山 雅彦
信州大学理学部
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