物理教育をテーマにした総合化に向けて : 環境教育クロスカリキュラムの実践と分析
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概要
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環境教育クロスカリキュラムでは,学習者は異なった複数の視点からの考察を通して対象となる環境の問題を理解するなかで,一面的な学校知識の注入を越えて,生活や現実とつながった意味のある学習を展開する。クロスさせる事柄を太陽紫外線に設定して実施された環境教育クロスカリキュラムの授業では,多角的なものの見方・考え方を通して,生活や現実に目を向けさせる意味のある内容とすることができた。また,多様なクロスの在り方から見通される「物理を核(中心)にした環境教育クロスカリキュラム」の構想を示し,総合学習に対する物理教育・理科教育の関わりの在り方について一つの方向を示すことができた。
- 日本物理教育学会の論文
- 2003-06-13
著者
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