物理教育と総合学習「探究科(環境学)」(<特集>綜合学習-総合的な学習に物理教育はどう関われるか-)
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概要
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1996年に,新教科「探究科」が生まれた。探究科の科目は複数の教科で指導する,海外事情,福祉と共生,やまと学,環境学の4科目である。環境学の授業は,1998年以来,国語科・公民科・理科(物理)の指導体制のなかで,体験活動や観察・実験の内容が整い,さまざまなクロスカリキュラムによる統合的指導が可能になった。2001年度からは,太陽紫外線の観察など物理を核とした環境教育クロスカリキュラムによる授業が行われる。また,2学期以降実施しているグループ単位の問題解決学習でも,テーマの設定から最終の発表会まで一貫して,仮説を立てそれを検証していくという探究の過程が重視されるようになってきている。
- 日本物理教育学会の論文
- 2001-05-30
著者
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