情報活用の実践力に見る児童および教師の問題解決過程の認識構造および評価の相違について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では,情報活用能力の1つである情報活用の実践力に関連して,教師と学習者の問題解決過程に対する認識構造および評価の相違について検討した.教師と児童の実践力を測る質問紙を作成し,小学校高学年の「総合的な学習の時間」の授業において調査を行った.因子分析および共分散構造分析の結果,教師の認識では個々の問題解決活動は互いに結びついているが,児童の認識構造では活動間の関連性があまり意識されていないことが示唆された.また,児童は,内容をまとめたり考察する活動において,教師よりも高めに達成度を自己評価した.
- 2009-10-10
著者
関連論文
- 中学校・技術のための鉄道模型制御教材Grailの開発
- ユネスコの中等教育向け情報教育カリキュラムと「西之園カリキュラム」との比較
- ユネスコの中等教育向け情報教育カリキュラム
- 情報活用の実践力に見る児童および教師の問題解決過程の認識構造および評価の相違について
- 受験参考書に見る小論文試験の目的と評定構造の関係
- アニメの力学的正誤の判断における力学的問題解決能力の批判的思考態度に対する優位性について
- 装置操作学習における教示の役割
- メンタルモデルの自発的形成過程と対象との同型性
- 熱水分同時移動方程式に現われる係数の測定と方程式の応用
- コンピュータ通信に対する教師の意識改革
- 教育用手書き図形入力システムの教育利用
- 幾何論証課題文の制約条件を満たす図に関する計算機的表現の自動生成
- 児童の問題解決過程における情報活用の実践力尺度の開発
- PDA(Portable Digital Assistant)を利用した授業実践の分析
- 情報化時代におけるプライバシーに対する中学生と大人の意識構造の比較
- ConvinceME と共同作業が課題理解に果たす役割
- 中学校「技術」におけるロボット教材の具備条件の相違と学習効果についての一検討
- 教員養成系学部学生の専攻分野によるコンピュータに対する意識の違い
- 動画映像における映像編集が記憶再生課題に与える影響
- 児童による算数の自己評価の妥当性についての研究
- 算数の授業におけるICTの教育効果の検討 : 児童同士の話し合い活動におけるICT
- 3つの授業モデルの実践的妥当性の検討 : 算数科において小グループの話し合いを通して自分の考えを文章化することの効果