1. 細菌の熱ストレス細胞における細胞膜の損傷と修復(セミナー「ストレスと生物のレスポンス」)
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概要
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Exposure of E. coli cells to high temperature at 50 to 55℃ results in sublethal or lethal stress on cells. Bacterial membranes have a role in the cellular resistance to heat, as suggested by the effect of membrane fluidity on the heat resistance. The membranes are damaged by heat, as exemplified by the blebbing and vesiculation of the outer membrane and by the leakage of intracellular ions and other small molecules and the loss of capability of substrate transport resulting from the injury of the cytoplasmic membrane. However, the cells repair the damaged functions and structures of the membranes as well as other sites, if the damages are not serious, and they recover from the injured situations under proper conditions during the post-heating incubation period. In addition, so-called heat shock proteins and "the repair proteins" may have a role in the recovery process.
- 低温生物工学会の論文
- 1993-10-20
著者
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