好熱性放線菌Thermomonospora curvata KP1246に於けるセルラーゼ成分の生産と細胞内局在性
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概要
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土壌分離好熱性放線菌Thermomonospora curvata KP1246は、酵素生産の最適培地を用いて55℃で培養すると、細胞外にセルラーゼ複合酵素系を生産した。本酵素系は、アビセル(結晶性セルロース)、CM-セルロースおよびセロビオースを良好な基質とすることができた。本酵素系は68℃で最大の活性発現を示した、また70℃で120分間保温処理後、95%の原活性を保持する熱安定性を示した。本酵素系をアビセルを基質として作用させたのち、HPLC分析を行った結果、その主要な反応生成物はグルコースであった。
- 日本食品化学学会の論文
- 1998-11-30
著者
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山本 隆之
京都府立大学農学部農芸化学科
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瀧井 幸男
武庫川女子大学生活環境学部食物栄養学科
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菅原 悟
京都府立大学農学部農芸化学科
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植野 憲子
武庫川女子大学生活環境学部食物栄養学科
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瀧井 幸男
武庫川女大
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瀧井 幸男
武庫川女子大学
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