Low-grade gliomaの治療における諸問題(<特集>Diffuse astrocytoma grade 2の治療)
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概要
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Low-grade gliomas(LGG)の治療に関する諸問題について論じた.手術は,それが可能であれば全摘出を目指すことの意義が示されている.患者の年齢が若く,腫瘍がeloquent areaにあり無症状であれば,"wait-and-see"という選択肢もある.腫瘍が全摘出された場合に後治療が不要であるという確かな証拠はいまだ得られていない.術後照射は無増悪生存期間を延長させるが,全生存期間は延長しない.術後照射による高次機能障害は証明されていない.High-riskのLGGにおける術後照射+temozolomideの意義の検証,ならびに術後照射と術後temozolomideを比較検討する試験が進行中である.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 2009-06-20
著者
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