分裂文についての一考察
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概要
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安藤(1987)での提案,即ち,分裂文の焦点の位置に生じる要素には,形式的にしろ,意味,情報的にしろ,適度な一つのまとまりが必要なのであり,それが成立した時にのみ限定されやすさの向上を観察することができるという考え方を,日本語の場合にも適用する事が基本的には可能である.ゆえに,伊藤(1992)の様に,付加的制約を課する事は,言語理論のより高い一般性,普遍性を達成するという立場から見れば不適当だと思われる.
- 久留米大学の論文
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