大学新入生の数値資料処理技能の現状を踏まえた集計・図示支援用scriptの原型作成の試み
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概要
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まず、2008年度の基礎演習1における実例と総合大学における実態調査の結果を踏まえ、「情報」既習の大学新入生における数値資料の要約・分析技能の不十分な習得と活用の現状、及びその1要因としての表計算ソフトの多機能性、そして「単純な単機能tool」による改善の可能性などが指摘された。続いて、使用方法(interface)がブラウザ(web browser)と共通で、処理結果(作図用data)から文書処理ソフト上での自動作図が可能な「汎用分析支援tool」の原型としての分布集計・図示用scriptの検討と作成が、Javascriptを用いて行われた。作成された原型toolとJavaScriptの特長、及び今後の展開の可能性のいくつかを指摘して本論文の結びとした。
- 2009-03-06
著者
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