広島県庄原地域の中新世備北層群とその貝化石群集
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概要
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The Miocene of the study area is divided into the lower non-marine Shiomachi Formation and the upper marine Bihoku Group. The Shiomachi Formation, which is about 15 meters thick, is mainly composed of tuffaceous conglomerates with thin layers of lignite. The Bihoku Group is sub-divided lithologically into the Korematsu and the Itabashi Formations in ascending order. The former formation is about 60 meters in thickness, and it is composed of conglomerates, sandstones and mudstones. The latter formation is estimated to be 65 meters thick, and it is composed of shales and alternating beds of very fine grained sandstone and shale. Many species of molluscan fossils have been obtained from this group. They are discriminated into five assemblages as follows; the Vicarya-Crassostrea-Anadara, Tateiwaia-Crassostrea, Phacosoma-"Vasticardium"-Siratoria, Macoma-Mizuhopecten and Limopsis-Fissidentalium assemblages. Among them, the first four assemblages occur in the Korematsu and the last one in the Itabashi Formations as shown in Fig. 4. The early stage of the sedimentation of the group is separated into two areas by N-S trending basement ridge. The Vicarya-Crassostrea-Anadara and the Tateiwaia-Crassostrea assemblages were distributed in the eastern area associated with brackish fauna. The Phacosoma-"Vasticardium"-Siratoria assemblage prospered in the western and inner part of the eastern areas, and the Macoma-Mizuhopecten assemblage was distributed in the muddy facies of the most central part of the eastern area. On the other hand, the Limopsis-Fissidentalium assemblage prospered and indicates a depth of more than 200 metere at that time.
- 地学団体研究会の論文
- 1986-11-25
著者
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