超高齢者の異時性多発肺癌に対し胸腔鏡下に手術した一例

元データ 2009-01-15 特定非営利活動法人日本呼吸器外科学会

概要

症例は87歳,男性.85歳時に左下葉肺癌に対し,胸腔鏡下左下葉切除術とリンパ節郭清(ND1)を施行した.病理は大細胞癌であった(p-T2NOMO,stage IB).経過観察中に右上葉に結節影が出現し,胸腔鏡下右肺部分切除術を施行した.病理は高分化型腺癌であった.術後合併症認めず,術後9日目に退院となった.現在2回目の手術から3年1ヵ月経過し,元気に存命中である.高齢者肺癌であっても,肺葉切除で良好な予後が得られており,また異時性多発肺癌では完全切除ができれば,手術が推奨されている.そんな中,超高齢者異時性多発肺癌患者においては,症例毎の慎重な検討の元,低侵襲である胸腔鏡下手術,縮小手術は治療の選択肢の1つとなり得る.

著者

河野 匡 虎の門病院呼吸器センター外科
吉屋 智晴 虎の門病院呼吸器センター外科
河野 匡 東京大学医学部呼吸器外科
一瀬 淳二 虎の門病院 呼吸器センター外科
河野 匡 虎の門病院 呼吸器センター外科
一瀬 淳二 虎の門病院呼吸器センター外科
文 敏景 虎の門病院 呼吸器センター外科
武市 悠 虎の門病院 呼吸器センター外科
武市 悠 虎の門病院呼吸器センター外科
河野 匡 東京虎ノ門病院呼吸器外科
河野 匡 虎の門病院 呼吸器外科
文 敏景 癌研究会有明病院
吉屋 智晴 虎の門病院 呼吸器センター外科
文敏 景 虎の門病院

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