胸腔鏡下縦隔手術後に胸腔ドレーン留置は必要か?

元データ 2008-11-15 特定非営利活動法人日本呼吸器外科学会

概要

従来から胸腔内手術後は胸腔ドレーン留置が行われるが,当科では肺切除を伴わない胸腔鏡下縦隔腫瘍術後には胸腔ドレーンを原則として留置していない.1999年11月から2005年10月に当科で施行した胸腔鏡下縦隔腫瘍手術111例(完全切除103例,部分切除8例)を対象としその妥当性を検討した.胸腔ドレーン留置基準は(1)肺切除を伴う場合(2)術後出血の危険があると術者が考えた場合(3)胸水等のドレナージが必要な場合とし,111例中100例で胸腔ドレーンを留置しなかった.100例中1例に中等度の肺虚脱の為胸腔ドレーンを挿入したが,その他に合併症は認めなかった.胸腔鏡下縦隔手術後の胸腔ドレーン留置は選択された患者には省略可能である.

著者

河野 匡 虎の門病院呼吸器センター外科
吉屋 智晴 虎の門病院呼吸器センター外科
河野 匡 東京大学医学部呼吸器外科
河野 匡 虎の門病院 呼吸器センター外科
文 敏景 虎の門病院 呼吸器センター外科
戸田 重夫 虎の門病院 消化器外科
河野 匡 東京虎ノ門病院呼吸器外科
河野 匡 虎の門病院 呼吸器外科
戸田 重夫 虎の門病院呼吸器センター外科
文 敏景 癌研究会有明病院
吉屋 智晴 虎の門病院 呼吸器センター外科
文敏 景 虎の門病院

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