子宮平滑筋肉腫の両側多発肺転移に対する一期的胸腔鏡下手術

元データ 2009-09-15

概要

症例1は59歳,女性.1987年子宮筋腫の診断で子宮全摘を行い病理検査にて子宮平滑筋肉腫であったと診断された.1991年肺転移が出現したが本人が治療を希望せず,2002年胸腔鏡下手術を行うということで同意を得,胸腔鏡下右下葉切除,右S2・S3・左S3・S6部分切除術を施行した.病理診断は7個の腫瘍すべて子宮平滑筋肉腫肺転移であった.術後6年間無再発である.症例2は47歳,女性.子宮筋腫の診断で子宮全摘・左付属器切除を行い病理検査にて子宮平滑筋肉腫であった.6ヵ月後CTにて両肺多発結節を認め,胸腔鏡下右中下葉,左上下葉部分切除術を施行した.病理診断は右S5と左S1+2の結節が子宮平滑筋肉腫肺転移で,他は肺内リンパ節であった.術後1年間無再発である.子宮平滑筋肉腫の両側多発肺転移に対する一期的胸腔鏡下手術は治療の選択肢となり得る.

著者

河野 匡 虎の門病院呼吸器センター外科
藤森 賢 虎の門病院呼吸器センター外科
吉屋 智晴 虎の門病院呼吸器センター外科
河野 匡 東京大学医学部呼吸器外科
一瀬 淳二 虎の門病院 呼吸器センター外科
河野 匡 虎の門病院 呼吸器センター外科
一瀬 淳二 虎の門病院呼吸器センター外科
藤森 賢 虎の門病院(共済) 呼吸器センター外科
藤森 賢 虎ノ門病院呼吸器センター外科
河野 匡 東京虎ノ門病院呼吸器外科
河野 匡 虎の門病院 呼吸器外科
吉屋 智晴 虎の門病院 呼吸器センター外科
藤森 賢 虎の門病院 呼吸器センター外科

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