化学的反応によるパーリンにおける糖鎖の検出
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概要
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パーリンはアコヤ貝の真珠層に含まれる分子量約16KDaの硫酸含有糖タンパク質であり、分子間ジスルフィド結合により様々な重合体を形成して存在している。パーリンは糖鎖の硫酸基を介してカルシウムイオンと結合していると考えられ、アコヤ貝の真珠層形成に重要な役割を果たしている。本研究では、アコヤ貝真珠層から抽出したパーリンの単量体を尿素-DTT存在下でのゲルろ過クロマトグラフィーを用いて精製し、トリフルオロメタンスルホン酸(TFMS)を用いた化学的切断法により糖鎖の検出を行った。その結果、パーリンには約5kDaに相当する大きさの糖鎖が結合していることが推測された。
著者
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宮下 知幸
近畿大学生物理工学部生物工学科
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高木 良介
近畿大学生物理工学部遺伝子工学科
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大和川 裕太
近畿大学生物理工学部遺伝子工学科
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宮下 知幸
近畿大学生物理工学部遺伝子工学科
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宮下 知幸
近畿大学生物理工学部
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