ホーマンの企業倫理論(田崎三郎教授 洲浜源一教授 退職記念号)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿は、日本ではこれまで知られることのほとんどなかったドイツの経済倫理・企業倫理の研究者であるカール・ホーマンの学説に関する研究である。ホーマンの学説は、問題解決の具体的方策を提案するよりも、問題の立て方、問題解決への道筋を展開することを主眼としている。企業行動のモラルに関連する問題が生じたとき、企業は、状況をどのように整理し、どのような方向を目指して進むことができるか、あるいは進むべきか、ホーマンの企業倫理論は、これらの基礎的な問題を考えるための手掛かりを私たちに提供してくれる。
著者
関連論文
- ドイツのUnternehmensethikから見たアメリカのBusiness Ethics
- 企業倫理のパースペクティブ - シュタインマンの企業倫理論に関する研究-
- 企業と社会との対話 : 三井化学株式会社『レスポンシブル・ケア報告書2004』に基づいて(前原雅文教授退職記念号)
- ドイツの経営学における「企業の社会的責任」の理念
- 企業倫理とコーポレート・アイデンティティ
- 「企業倫理と企業文化」に関する研究序説(研究ノート)
- ホーマンの企業倫理論(田崎三郎教授 洲浜源一教授 退職記念号)
- 企業の行動コードについて
- 私たちはドイツの経営学といかに向き合うべきか : 森哲彦教授の批判に答える
- 日本の化学会社における社会との対話
- 「企業行動のモラル化」に関するホーマンの構想
- 「企業行動のモラル化」に関する基本構想 : ホーマンからラマースとシュミッツへの展開に関連して
- 企業倫理とマーケティング
- ドイツ化学工業の産業レベルにおける倫理
- 産業レベルにおける倫理について : 日本化学工業協会のレスポンシブル・ケア
- コズロフスキーの経済倫理・企業倫理論