企業倫理とマーケティング
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概要
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企業倫理研究の成果を展望し、体系化しようとするとき、これをいくつかに分けておこなうのが有益な方法である。私は、企業倫理が具体化されるレベルを基準として、企業を超える規制、企業の職能領域、企業のなかの個人、組織のレベル、意思決定の問題と過程という五つのレベルに分けて、企業倫理の体系化を試みている。本稿では、これらのうち、職能領域、その一つであるマーケティングにおける倫理、マーケティング倫理を取り上げる。日本では未知の、ドイツにおけるマーケティング倫理の構想と実行が、本稿において明らかになる。意図するところは、日本における企業倫理論の知識を豊かにし、研究の進展に貢献することにある。
- 尾道大学の論文
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