基礎看護技術演習の役割における学生の倫理的態度の一考察

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概要

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今回,基礎看護技術1の演習において,対象(患者役)への配慮は勿論,役割を担当することにより,リーダーシップ,メンバーシップを高める目的で,全ての学生が主体的に参画できるよう各技術に,演習グループを5名で編成し,リーダー,演習担当の役割を決めた。リーダーは,時間を有効に活用するため,主となって技術演習の計画や評価,課題レポートの収集,提出を行う。演習担当の学生には,演習日の前週までに,事前に指導を行い教員のデモストレーション後は,グループメンバーにアドバイサーの役割ができるようにした。本校では,先行研究の看護学実習における事故防止と看護倫理教育を基に役割認識,看護職の法的責任に準じる項目,管理・安全を守るシステムから調査票を作成し,基礎看護技術の全演習終了後に調査した。その結果,役割における学生の倫理的態度の育成への効果について,安全な技術への関心,クリティカルシンキングが抽出でき,主体的な参画型演習における教育方法が示唆された。
岐阜医療科学大学の論文

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