アルコール飲料容器におけるユニバーサルデザイン : アルコール飲料を表す触覚記号の提案
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概要
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アルコール飲料の多様化に伴い、さまざまな容器形状やデザインのアルコール飲料が市販されている。なかにはアルコール飲料と清涼飲料の容器の外観が類似しているものもあり、子供や高齢者などの誤飲も発生している。また、内容表示は容器に印刷されているので、視覚障害者が飲料容器の外観からアルコール飲料であるか否かを知ることは難しい。そのため、1995年から一部のアルコール飲料容器に点字がつけられはじめた。しかし、点字を使用することのできる者は視覚障害者のうちの約11%であるとされており、すべての視覚障害者に理解できるものではない。アルコールの不適切な摂取は有害であるため、アルコール飲料を示す表示は誰にでもわかるものでなければならない。本報告では、視覚障害者だけでなく、より多くのユーザーにわかりやすいアルコール飲料の表示方法を検討し、視覚でも触覚でもわかりやすいアルコール飲料の表示記号のデザインを提案した。
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