『ユニバーサルデザイン』における授業前後の学生アンケートの分析
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概要
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本学では,ユニバーサルデザイン(UD)を教育の要と位置づけ,2年生に対しての必修授業としている。開学から10年が経過し,ユニバーサルデザインの授業も改革を重ねてきた。今回は,授業の最初および最後に履修した学生に対するアンケート調査を行い,その結果を分析することによってさらなる授業改革の知見を得ることを目的とした。質問した項目は,高齢者との同居経験,UDに対するイメージ,授業を終えての理解度,役に立つと感じた授業内容などである。結果として,UDに対するイメージと授業の理解度には関連がある可能性のあることや役に立つと感じる授業内容には開きのあることが示された。我々は,さらに授業手法についても検討を重ねることにより,本学独自のUD教育をさらに充実させていきたいと考えている。
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