意識下のミニチュアシュナウザーの網膜電図に及ぼす刺激強度の効果(外科学)

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概要

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発光ダイオード光源を組み込んだコンタクトレンズ電極からなる網膜電図装置を用いて,意識下の犬における網膜電図を記録する時の最適の光強度を決定するのが本研究の目的であった.網膜電図は20分間の暗順応後10頭の健康なミニチュアシュナウザーの両眼に対して6種類の異なる強度(0.025,0.079,0.25,0.79,2.5,7.9cd・s/m2)にて記録された.刺激強度の増加に伴い,a波とb波の振幅の最も有意な増加は2.5cd・s/m2でみられた(p<0.05).光強度を増加したとき,両波の潜時は有意に減少した.そこで,意識下のミニチュアシュナウザーにおける最も効果的刺激強度は2.5cd・s/m2であった.この方法は意識下の犬における網膜機能の評価,特にハイリスク症例に応用できることが示唆された.
2008-08-25

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