大学のライフスタイルとしての機関リポジトリ(オフィスインフォメーションシステム,グループウエア及び一般)

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
学術研究・高等教育は共同的事業であり、それはさまざまなレベルの共同作業によって構成されている。実験室における作業、論文執筆、研究助成申請、論文の輪講、教室での授業、遠隔講義などから、学会活動、国際会議、論文投稿・査読・出版・購読など広範囲にわたるまですべて共同作業である。これらの共同作業の向上は人間のネットワークの効果的実現を必要とすることはすでに広く知られている。しかし、それだけでは不十分であり、これらの活動の焦点となり、基盤となる「データ」の安定的な提供とその管理が必要である。このような目的のために、近年充実しつつある機関リポジトリは重要な役割をもっていることもいくつかの事例(計算科学、環境科学、人文社会科学における具体的取組み)から明らかとなっており、また、これらの役割のために機関リポジトリのデータキュレーション機能の重要性が今後さらに大きくなるであろう。
2008-05-16

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク