共有書き込みトランジスタセルとリーク電流複製読み出し方式を用いた4-Mb MRAMマクロ(メモリ技術(DRAM,SRAM,フラッシュ,新規メモリー))
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概要
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我々は、面積効率が高い混載向けMRAMマクロを提案する。このマクロに導入された、2T1MTJ-MRAMセル技術に基づく共有書き込みトランジスタセルは、6T-SRAMと同程度の高速アクセスと、6T-SRAMより小さいセルサイズを可能にする。我々は、4Mb MRAMマクロを0.15μmCMOSと0.24μm MRAMプロセスを用いて設計した。本マクロのセルアレイは、64ビットのデータを記憶する81T64MTJセルアレイエレメントから構成される。面積は、2T1MTJセルと比較して30%減少できる。さらに、リーク電流複製読み出し方式を導入することで、50nsのアクセス時間を得られる見通しをSPICEシミュレーションにより得た。また、本マクロは2T1MTJ-MRAMマクロと同一のSoCに搭載できる。
- 2008-04-10
著者
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崎村 昇
日本電気株式会社
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杉林 直彦
日本電気株式会社
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根橋 竜介
日本電気株式会社
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本庄 弘明
日本電気株式会社
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笠井 直記
日本電気株式会社
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齊藤 信作
日本電気株式会社
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加藤 有光
日本電気株式会社
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