特別支援教育コーディネーターの指名と養成研修の在り方に関する検討

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概要

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本研究の目的は、特別支援教育コーディネーターの指名と養成研修の在り方について検討することである。特別支援教育コーディネーターとして指名を受けた小中学校教員130名に対して、特別支援教育コーディネーターの資質・技能に関する質問調査を実施した。質問紙の構成は、a)知識・技法、b)連絡・調整、c)個別プログラム策定、d)担任・保護者のニーズ把握、であった。対象者を校内の役割別に、通常学級担当、特殊学級担当、教頭、担任外教員の4群に分けて分析したところ、次の点が明らかになった。(1)教頭は、連絡・調整、個別プログラム策定、担任・保護者のニーズ把握について自己評価が高い。(2)特殊学級担当は、知識・技法、個別プログラム策定について自己評価が高い。以上の結果をもとに、特別支援教育コーディネーターとしてもっとも力を発揮しやすい立場にいるのは誰か、養成研修はどうあればよいかということが論議された。
日本特殊教育学会の論文
2006-01-31

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