反転数を考慮したクイックソートの計算量解析
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概要
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本研究では,クイックソートの入力の特性と計算量の関連性に着目した.クイックソートは期待計算量がΘ(n log n)であるが,入力によっては最悪でΘ(n^2)の計算量を必要とする.特に,ソート済みの順列を入力した場合に計算量が多くなると言われていることから,「クイックソートの計算量はある程度整列している入力に対して大きいが,そうでない場合に小さくなるのではないか」と考えられる.この考察を理論的に推し進めるため,入力順列の「整列度合い」の指標として順列の反転数を用いて,計算量の解析を試みた.そして,最悪計算量,期待計算量,最良計算量に関して理論的な結果を得た.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-03-03
著者
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岡本 吉央
東京工業大学情報理工学研究科
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岡本 吉央
東京工業大学
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岡本 吉央
スイス連邦工科大学・情報科学科
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岡本 吉央
東京大学大学院総合文化研究科
-
白幡 和也
豊橋技術科学大学大学院工学研究科情報工学専攻
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