宇部高専制御情報工学科における創造教育 : 「制御情報工学実習」の実施

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
ものづくりに代表される創造教育は,中堅技術者を養成する高専教育において最も重要な教育の一つである.学生の創造性を育成するためには,実習を通して教育することが効果的である.旋盤やフライス盤などによる工作実習,ICやオペアンプなどによる電気回路実習やパソコンによるプログラミング実習などの基礎実習は,ものづくりをする上で重要であるが,習得した技術を如何に応用できるかが社会に出て要求される.そこで,高専では基礎実習を習得させた後に,応用的な実習も実施しておくことが必要である.宇部高専制御情報工学科は1988年にメカトロニクスを目指す学科として発足したが,メカトロニクスは機械,電気および情報の融合技術であるため,システム化技術が要求される.これらを踏まえ,機械,電気および情報を融合し,創造性を生かした総合的な実習を実施した教育成果とその課題を明らかにした.
2008-05-20

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク