30 シガトキシン特異的抗体の調製とサンドイッチイムノアッセイ(口頭発表の部)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
More than 20,000 people suffer annually from ciguatera, a disease caused by consumption of reef fish. A problem in avoiding the disease is that there is currently no rapid and reliable method of detecting the causative toxins, namely the ciguatoxins, at fisheries. Furthermore, the content of ciguatoxin is extremely low, which has hampered the preparation of anti-ciguatoxin antibodies. Herein, we have demonstrated a rational approach for the preparation of specific antibodies to targeted sites of the ciguatoxins. Monoclonal antibodies (mAbs) elicited by using tricyclic ABC rings as haptens, however, were not bound to CTX3C itself. After considerable experimentations, specific mAbs with strong affinities to CTX3C itself were prepared by using pentacyclic haptens (ABCDE and IJKLM). The requisite surface area of the hydrophobic polycyclic ether parts was estimated to be more than 400A. We then developed a direct sandwich immunoassay employing the mAbs to both ends of CTX3C. This specific and sensitive sandwich protocol with detection limits of CTX3C [〜1ng/mL] will provide a reliable method for the screening of toxins for public health protection. This study therefore paves the way for the development of sandwich immunoassays using specific antibodies to targeted sites of non-biopolymer organic molecules.
- 2002-09-01
著者
-
藤井 郁雄
生物分子工学研 [蛋工所]
-
円谷 健
生物分子工研
-
平間 正博
東北大院理
-
藤井 郁雄
大阪府立大学大学院理学系研究科
-
平間 正博
東北大学大学院理学研究科
-
上原 久俊
東北大院理
-
丸山 潤美
東北大院理
-
大栗 博毅
東北大院理
-
上原 久俊
東北大院理:crest
-
Hirama Masahiro
Department Of Chemistry Tohoku University
-
佐々木 信也
東北大院理:crest
-
南雲 陽子
東北大院理
-
新藤 由美
東北大院理
-
大栗 博毅
東北大院理:crest
-
丸山 潤美
東北大院理:crest
-
南雲 陽子
東北大院理:crest
-
藤井 郁雄
生物分子工学研
-
大栗 博毅
北海道大学大学院理学研究院化学部門
-
円谷 健
大阪府立大学大学院理学研究科
-
新藤 由美
東北大院理:crest
関連論文
- 18 ケダルシジンクロモフォアアグリコン保護体の合成(口頭発表の部)
- 遺伝子は簡単に創り出すことができるのか?
- 708 ファージディスプレイ系を用いた選択法の最適化
- 4 ジャガイモ夏疫病菌Alternaria solaniのsolanapyrone生合成遺伝子クラスター(口頭発表の部)
- 触媒抗体によるプロドラッグの活性化
- Reactive Immunizationによる抗体触媒の生成
- 17 巨大ペプチド系天然物ポリセオナミドBの全合成(口頭発表の部)
- 1分子1細胞アッセイ技術に基づく生物工学の最近の潮流(第62回大会シンポジウム報告)
- 40 シガトキシンの全合成と構造活性相関(口頭発表の部)
- 34(D-4) メリラクトンAの全合成(口頭発表の部)
- 44(P-3) 超天然物の設計と創製 : 抗腫瘍性抗生物質C-1027の合理的改変による安定化(ポスター発表の部)
- 56(P-29) 抗腫瘍性抗生物質C-1027の三次元構造(ポスター発表の部)
- 39 クロモプロテイン系エンジイン抗生物質の化学 : 常磁性を示す原理(口頭発表の部)
- P-35 C-1027クロモフォアの全合成研究(ポスター発表の部)
- 2S-Ba04 全自動1細胞単離装置の開発(1分子1細胞アッセイ技術に基づく生物工学の最近の潮流,シンポジウム,伝統の技と先端科学技術の融合)
- THE SYNTHESES OF 3,4-DIMETHOXY-6-MORPHINANONE AND ISOMORPHINANONE. SPECTRAL INSPECTION OF THE STEREOCHEMISTRY IN CIS AND TRANS B/C RING FUSION
- 免疫システムを利用した機能性タンパク質(触媒抗体)の創製
- 触媒抗体(Catalytic Antibodies) : 免疫システムを利用した機能性タンパク質の創製 : モノクローナル抗体の高度利用 : シンポジウム(S-5)
- 2P047 抗シガトキシン抗体10C9 Fab-シガトキシン間相互作用の構造学的・熱力学的解析(蛋白質(構造・構造機能相関),ポスター発表,第45回日本生物物理学会年会)
- 30 シガトキシン特異的抗体の調製とサンドイッチイムノアッセイ(口頭発表の部)
- 43 シガトキシンCTX3Cの全合成(口頭発表の部)
- 7 シガトキシンの全合成研究(口頭発表の部)
- 118(P60) シガトキシン絶対配置決定と抗体調製への合成化学的アプローチ(ポスター発表の部)
- 28 マデュロペプチンクロモフォアアグリコンの全合成(口頭発表の部)
- メリラクトンAの全合成 : 遠隔不斉誘導と不斉非対称化
- 4 O,S-アセタールを基盤としたシガトキシン類統一的全合成(口頭発表の部)
- 16 TMC-95Aの全合成(口頭発表の部)
- Recognition of Helicity by Native Cyclodextrins.Highly Enantioselective Complexation of Tetrahelicene Dicarboxylic Acid with β-Cyclodextrin
- Chiral Recognition of Tetrahelicene Dicarboxylic Acid by Linear Dextrins
- バイオサイエンス 触媒抗体の新展開--ホロ酵素型触媒抗体の分子設計
- 42 ネオカルジノスタチンクロモフォアおよび10員環アナログの合成研究(口頭発表の部)
- 106(P34) スギ心材ノルリグナン類の合成(ポスター発表の部)
- 9員環エンジイン抗生物質N1999-A2の全合成 : 絶対配置とDNA切断
- 触媒抗体 : 有機合成化学に使いたいオーダーメイドの生体触媒(有機合成化学-限りなき挑戦)
- マイクロ抗体:立体構造規制ペプチド・ライブラリーを用いた分子標的化合物の創出
- マイクロ抗体: 進化分子工学による分子標的ペプチドの創出
- 免疫システムによる進化分子工学--抗体酵素の構造と機能 (酵素工学研究会第57回講演会)
- 29 ルシフェラーゼ抗体触媒(口頭発表の部)
- DESIGN AND SYNTHESIS OF SULFUR-CONTAINING MORPHINE AND AN OPIOID RECEPTOR PROBE
- SYNTHESIS AND PHARMACOLOGICAL PROPERTIES OF MORPHINE CONGENERS HAVING PENDANT CROWN ETHER AS AN OPIOID RECEPTOR PROBE
- 96(P-40) ピンナトキシンAの全合成研究(ポスター発表の部)
- プロドラッグの特異的生体内変換における触媒抗体の利用
- フェノールの直接オルトビニル化反応
- P-36 タンパク-クロモフォア複合型抗生物質C-1027の合成研究(ポスター発表の部)
- S103 ファージディスプレー法を用いた新規ヘムタンパク質の開発
- 88(P24) Lipid-mediatorを産出する触媒抗体の開発と機能改変を目的としたFab抗体の作成(ポスター発表の部)
- S04H6 触媒抗体の抗原認識と加水分解機構(立体構造から生体分子間相互作用の熱力学へ,シンポジウム,第45回日本生物物理学会年会)
- PB38 SYNTHETIC STUDIES TOWARD AVERMECTIN B1a AND MILBEMYCIN α1
- 1D1430 Homologous Immunization および Heterologous Immunization により得られた触媒抗体の構造解析
- マイクロ抗体 : 進化分子工学による分子標的ペプチドの創出
- 進化分子工学による機能性ペプチドの創出と低分子化へのアプローチ
- 進化分子工学による新規生体機能分子の設計と創出
- ファージ・ディスプレイ法による抗体の分子進化とその応用(誌上シンポジウム)
- コンビナトリアル・バイオエンジニアリングによるテーラーメイド機能性抗体の創製(コンビナトリアル・バイオエンジニアリング-革新的バイオへの道-)
- 2A11-3 SIMPLEXを用いた新規単鎖抗体ライブラリーの構築とスクリーニング(酵素学・酵素工学・タンパク質工学,一般講演)
- 生命分子のテーラーメイド・バイオケミストリー : 抗体触媒
- 研究開発情報 触媒抗体の最新動向(2)化学と医学への応用に向けて
- 研究開発情報 触媒抗体の最新動向(1)化学と医学への応用に向けて
- 触媒抗体の研究はどこまで進んでいるか 新しい作製法とその周辺
- Thermolysis of O-Allyl S-Alkyl Dithiocarbonates of Codeine and Isocodeine
- 細胞膜に作用する抗体酵素のデザインと分子モデリング
- S215 タンパク質リガンドから低分子リガンドへ : α-ヘリックス構造ペプチド・ファージ・ディスプレイ・ライブラリー(コンビナトリアル・バイオエンジニアリングの進展,シンポジウム)
- テーラーメイド生体触媒の創出
- ファージディスプレイの展開 : 抗体触媒の高活性化
- 抗体触媒の高活性化
- 抗体CDRファージ・ライブラリーからの酵素機能の創出(コンビナトリアル・バイオエンジニアリング)
- 639 ファージディスプレイ法による触媒抗体7B9の活性及び基質特異性の向上
- 2S08 ファージライブラリーを用いた生体触媒の機能向上
- 抗体触媒
- 4S124 タンパク質機能のin vitro分子進化
- 830 ファージディスプレー法を用いた触媒抗体の生産性の向上
- 触媒抗体 : タンパク質機能の試験管内分子進化
- 触媒抗体:免疫システムを利用した生体触媒の分子設計
- A simple desymmetrization approach to the spiroxin framework
- A Novel Route to 1,8-Dihydroxynaphthalene-derived Natural Products. Synthesis of (±)-CJ-12,372
- 11 抗腫瘍性抗生物質ケダルシジンクロモフォアの構造訂正と全合成研究(口頭発表の部)
- 全自動1細胞単離解析装置の開発
- Alkynyldichlorogalliums are Unstable in Hydrocarbon Solvents Dimerization of Alkynyldichlorofalliums via Carbogallation
- Structure of Adduct Formed from α-Trichlorostannyl Ketone and Trichloroethynyltin a Direct Evidence for the Carbostannylation of Alkynyl Metals
- Direct Formation of Reactive Alkynyltrichlorotins from 1-Alkynes SnCl_4, and Bu_3N. A Mild Alkynylation Reagent of Aldehydes, Acetals, and Enones
- 高反応性エンジイン系抗腫瘍性物質の機能と合成
- 毒素 CTX3C の化学合成から予防へ : 世界最大規模の海産物食中毒シガテラ
- シガトキシン全合成への道のり
- Synthetic Study of C-1027 Chromophore. Highly Stereoselective Glycosylation
- Synthetic Study of C - 1027 Chromophore: Enantioselective Synthesis of β - Tyrosine Moiety and Effective Aryl Ether Formation
- 1分子1細胞アッセイ技術に基づく生物工学の最近の潮流
- 抗体触媒(免疫と化学)
- 酵素反応における基質の基底状態不安定化の熱力学的特性(タンパク質間相互作用の定量的解析手法の新展開)
- Direct Observation of ESR Spectra of Bicyclic Nine-Membered Enediynes at Ambient Temperature
- 閉環メタセシス反応の新たなる展開--不斉触媒化 (1999年の化学(6))
- 地の利, 人の和, そして始めに天然物ありき
- シガトキシン類の全合成を中心とした生理活性天然物の化学的研究
- フグ毒よりコワ∿イ食中毒シガテラ : 毒素の化学合成から予防へ
- ビラジカルを発生する超天然物(最近の天然物化学の進歩)
- 次世代抗体医薬 : 立体構造規制ペプチド・ライブラリーよる分子標的ペプチド(マイクロ抗体)の創出
- プロテインエンジニアリングを利用した次世代バイオ創薬 次世代抗体医薬:立体構造規制ペプチド・ライブラリーを用いた分子標的ペプチド(マイクロ抗体)の創出
- 有機合成から自然原理の発見へ
- エンジイン化合物の合成--K.I.君の物語 (生物活性天然物の合成--複雑な構造をいかにして構築するか) -- (天然物の合成)
- 35 (-)-マデュロペプチンクロモフォアの全合成と構造改訂(口頭発表の部)
- P-29 コルチスタチンAおよびJの全合成(ポスター発表の部)