酒造好適米「秋田酒こまち」の玄米蛋白質含有率を高めない葉色の目安(II 論文編)
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概要
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酒造好適米「秋田酒こまち」は,2003年から秋田県の奨励品種に採用され,2006年には106haの作付面積となっている.現在,秋田県農林水産技術センター醸造試験場を中心に同センター農業試験場,秋田県立大学,秋田県酒造組合,あきた企業活性化センターが共同で「新規酒造好適米秋田酒こまちの栽培技術確立と産地ブランド化」に取り組んでいる.その中で,蛋白質含有率のバラツキが酒造側から指摘されているとともに,生産者側からは幼穂形成期の追肥を判定する葉色の目安が要望されている.そこで,本試験では,異なる基肥量や追肥時期の施肥反応試験を行い玄米蛋白質含有率を高めない栽培方法について検討したので報告する.
- 2007-12-28
著者
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金 和裕
秋田県農林水産技術センター農業試験場
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柴田 智
秋田県農林水産技術センター農業試験場
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佐藤 雄幸
秋田県農林水産技術センター農業試験場
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金 和裕
秋田県農林水産技術セ 農試
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佐藤 雄幸
秋田県農業試験場
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柴田 智
秋田県農林水産技術センター
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佐藤 雄太
JA全農秋田県本部
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