深水処理時期が水稲の玄米蛋白質含有率および品質に及ぼす影響
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概要
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近年,消費者・実需者ニーズに対応した高品質・良食味米の安定生産技術の確立が求められている.ここでは,低位の1次分げつや2次分げつなどの弱小茎の抑制を目的とした深水処理を行い,処理時期を変えることにより穂へと有効化する分げつの発生節位の違いが水稲の玄米蛋白質含有率および品質(ここでは整粒歩合で評価)に及ぼす影響を,穂揃期における水稲の窒素吸収量と稈・葉鞘の非構造性炭水化物量(NSC)から検討した.
- 日本作物学会の論文
- 2004-12-27
著者
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佐藤 馨
秋田県農林水産技術センター農業試験場
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三浦 恒子
秋田県農林水産技術センター農業試験場
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金 和裕
秋田県農林水産技術セ 農試
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金 和裕
秋田農試大潟農場
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金 和裕
秋田県農業試験場
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佐藤 馨
秋田県農業試験場
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三浦 恒子
秋田県農業試験場
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