Winter anoxic layer in Lake Hibara
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Abstract : The concentration of dissolved oxygen in waters 0.5-0.6m above the bottom of Lake Hibara, a dimictic lake, was zero in early spring of 1994 and 1997. The concentrations in early spring of 1992, 1993, 1995, 1996, and 1998 ranged from 3.75 to 10.1mg1~-1. The depth profiles of water temperature suggest that water had not circulated prior to the sample collections of 1994 and 1997, but it had done so in the cases of the other years, suggesting that winter conditions were well preserved in the former years. On the other hand, the dissolved oxygen in the same strata decreased severely in summer. However, more or less titratable amounts of dissolved oxygen still remained (0.01-0.73mg1~-1) at the final stages of summer stratification from 1992 to 1998. These facts show that a completely anoxic condition is not formed in this lake in summer but is sometimes formed in winter. It is interesting to note that in spite of unfavorable winter conditions for oxygen consumption, i.e., shorter duration and lower water temperature, oxygen is exhausted. These facts suggest that ventilation to the depths is much greater in summer than in winter. Key words : Dissolved oxygen・Ventilation・Oxygen consumption
- 山形大学の論文
著者
-
熊谷 道夫
滋賀県琵琶湖・環境科学センター
-
佐藤 泰哲
Faculty of Science, Yamagata University
-
佐藤 泰哲
Faculty Of Science Yamagata University
-
熊谷 道夫
Lake Biwa Research Institute
-
菅原 幸太郎
Faculty of Science, Yamagata University
-
宮森 泰
Faculty of Science, Yamagata University
関連論文
- 全窒素、全リン、Chl.a、透明度、溶存酵素を指標とする小野川湖の栄養状態
- 2008年度小野川湖沼観測概要
- 気候変動の琵琶湖物質循環への影響に関する生態系シミュレーション (乱流シミュレーションと流れの設計)
- 琵琶湖赤野井湾におけるブルームを形成する藍藻の水平分布に対する風の影響
- 琵琶湖に設置された大型隔離水塊における渦鞭毛藻 Ceratium hirundinella のブルーム
- 琵琶湖国際共同観測 (BITEX' 93) の成果から : 南湖・北湖の水の交換とそれに伴う生物地球科学的変動
- 小野川湖・桧原湖における Chironomus nipponensis (ヤマトユスリカ)の生活環
- 裏磐梯小野川湖と桧原湖における溶存有機炭素の時空間分布(1991〜1996)
- 裏磐梯小野川湖および桧原湖におけるユスリカ相と個体群変動
- 1997年桧原湖畔の月間平均気温、月間降水量、月間日射時間、月間平均風速
- 1997年度桧原湖、小野川湖定期観測概要
- 2007年度小野川湖観測概要
- 2006年度小野川湖観測概要
- 2005年度小野川湖観測概要
- 2004年度小野川湖観測概要
- 小野川湖の嫌気層の広がりと溶存Fe, Mn
- 小野川湖におけるアンモニアの回帰
- 小野川湖の一次生産と栄養塩制限
- 小野川湖における嫌気層の広がり
- 2003年度小野川湖観測概要
- 2002年度小野川湖観測概要
- 過去50年間の気候変動の琵琶湖生態系への影響に関する数値解析
- 研究速報「流動場ー生態系結合モデルによる琵琶湖生態系シミュレーション」
- 琵琶湖北湖無酸素化対策手法の検討 台風の影響と溶存酸素濃度の変化
- 画像解析を用いたアオコ形成過程における Microcystis 群体サイズの定量的評価
- 琵琶湖未来環境実験計画 湖を知るということ--琵琶湖未来環境実験計画の研究成果より
- Reverse process of coprecipitation of dissolved organic carbon with Fe(III) precipitates in a lake
- 潟湖, 穴道湖への塩水侵入条件
- Perturbations of a water column of Lake Onogawa by local heavy rainfall
- セストンの元素組成による栄養塩欠乏推定と現場の栄養塩濃度
- 小野川湖の一次生産
- 集中豪雨による小野川湖の水柱の攪乱
- 1999年小野川湖定期観測概要
- 湖水観測水中ロボット「淡探」の開発 - 自律型水中ロボット(AUV)の仕様と運用成果報告 -
- 湖沼における2つの藻類優占状態間でのレジームシフトに関する数理モデル (第4回生物数学の理論とその応用)
- 琵琶湖における生態系レジームシフトに関する先導的研究
- 3.3 自律型潜水ロボット「淡探」を用いた琵琶湖研究の高度化と展望(第3章 AUV)(日本の水中ビークル技術の技術史)
- 琵琶湖未来環境実験計画 湖内環境の変化が伝えること
- 自律型潜水ロボット「淡探」を用いた琵琶湖研究の高度化と展望 (滋賀県琵琶湖研究所記念誌) -- (第4部:湖内の研究)
- 湖の生物化学過程 気候変動と琵琶湖北湖における低酸素化現象 (滋賀県琵琶湖研究所記念誌) -- (第4部:湖内の研究)
- アオコの空間的分布と集積特性 : 琵琶湖南湖北山田漁港での調査事例
- SPECIAL REPORT 特別レポート 琵琶湖の現状と今後
- 湖中探査先端技術化計画 琵琶湖研究と科学技術の振興
- P-185 琵琶湖周辺と湖底地形の統合 DEM データの作成とその利用
- 琵琶湖周遊と湖底地形の統合DEMデータによる三次元表示と地形解析(2003年度春季研究発表会)
- P-222 琵琶湖湖底表層堆積物の物理量変動と気象観測記録との関係(27.第四紀地質,口頭およびポスター発表,一般講演)
- P-221 琵琶湖湖底表層堆積物における過去約100年間の生物源シリカ濃度と気象観測データとの対応(27.第四紀地質,口頭およびポスター発表,一般講演)
- P-220 琵琶湖における過去100年間の珪藻種組成変遷(27.第四紀地質,口頭およびポスター発表,一般講演)
- P-219 琵琶湖表層柱状堆積物の物理量と気象観測データとの対応(27.第四紀地質,口頭およびポスター発表,一般講演)
- 琵琶湖湖底表層堆積物の物性と過去約100年間の気象観測データとの対応(29.第四紀地質)
- 2002年度小野川湖観測概要
- 自律型潜水ロボット淡探(たんたん)による湖底調査
- 世界水と気候のネットワークに関するデータベース構築
- 世界水と気候のネットワークに関するデータべース構築
- Nutrient and Chl. a distributions in surface waters of Lake Baikal before and after the thermal stratification development
- A24. 琵琶湖湖底へのPAH堆積速度の季節変化とその要因(第48回粘土科学討論会発表論文抄録)
- Potential capacity of coprecipitation of dissolved organic carbon (DOC) with iron (III) precipitates
- Factors controlling hypolimnetic ammonia accumulation in a lake
- 裏磐梯曾原湖の栄養状態
- 福島県裏磐梯毘沙門沼の物理化学的,生物学的特徴
- 電子伝達系(ETS)活性の湖沼生態系への適用
- 福島県裏磐梯毘沙門沼の物理化学的, 生物学的特徴
- 深層植物プランクトンの光合成活性
- 裏磐梯小野川湖における一次生産の特徴
- 毘沙門沼(裏磐梯)における水質化学的特徴
- 裏磐梯・小野川湖における溶存炭水化物の季節変動
- 大湖沼における貧酸素水塊がもつ意味--琵琶湖を中心として (シンポジウム記録 陸水学会第66回大会:貧酸素水塊--現状と対策)
- 地球温暖化が琵琶湖に与える影響
- 水素エネルギー産学官連携共同研究
- 水素エネルギー産学官連携共同研究 琵琶湖の水圏環境とエネルギー--「琵琶湖環境・エネルギーモデル」の提案
- 湖の物理現象 琵琶湖における動態研究の推移 (滋賀県琵琶湖研究所記念誌) -- (第4部:湖内の研究)
- 秋元湖の栄養状態および同一年齢の2つの姉妹湖との物理・化学的比較
- 河川等における多点自動環境監視システムに適用可能な通信ネットワークの最適化 : 遺伝的アルゴリズムの適用
- 各国における底泥質基準の現況
- 中国〔ティエン〕藏青(ティエンザンチン)高原の湖沼と人びと(4)(最終回)天空の湖と錯
- 福島県、小野川湖における溶存炭水化物の変動
- 自律型湖水観測水中ロボットの開発
- 中国で開催された陸水関係の国際会議に出席して
- Winter anoxic layer in Lake Hibara
- 嫌気的に冬はなり夏はならない湖
- 場所 モンゴルの草原と湖
- 水電解によるO2バブル・プルームの発生と溶解のシミュレーション(河川・湖沼・沿岸環境(2),一般講演)
- 琵琶湖における大きな振幅をともなった非線形内部サ-ジ
- 地球システム環境化学, 鹿園直建著, 東京大学出版会, 2010年発刊, 296ページ, 5400円+税, ISBN:978-4-13-060755-1
- 2000年度裏磐梯湖沼定期観測概要
- 中国〔ディエン〕藏青高原の湖沼と人びと(1)厳しい自然環境への挑戦
- 現場報告 ダム貯水池調査水中ロボットの研究開発
- 琵琶湖湖中探査先端技術化計画 それいけ、淡探!--湖中探査先端技術化計画のエピローグ
- 湖面環境計測用ソーラーロボット艇の設計と開発
- 山形大学理学部裏磐梯湖沼実験所を利用した裏磐梯湖沼の最近の研究
- 複数の定期調査データを用いた統合的な解析による琵琶湖における全リン,硝酸態窒素濃度およびいくつかの水質項目の長期変化
- 底層水の無酸素化に伴う水質と底質の変化〔英文〕