4.Light Rail Transitの将来性
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概要
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今日の都会の交通渋滞は,限度を超えている。とりわけ,公共交通機関が十分整備されていない地方都市の事情は深刻である。四国愛媛県松山市森松線沿線を例としてLRT (Light Rail Transit)導入の可能性を探ることで,その将来性を考えてみた。LRT導入に対していろいろと指摘されている問題点を5点に絞り,その解決方法を示した。そして,松山市森松線沿線にLRT導入を実現させるための5つの提言を述べた。自動車などのための道路整備を公共事業でしているのであるから,LRTの基礎施設たとえば線路を敷設するなどは,公共事業ですることも考えるべきである。また,近い将来資源問題の結果,今日のように自動車に気軽に乗れなくなる可能性が非常に高いので,その時に備えた公共輸送機関としてのLRTを今作っておくべきであるという視点も必要である。もともと,LRT構想が出てきたのは,自動車による環境破壊が度を過ぎたからである。それを何とかするためには現在持っている価値観を変えねばならない。LRT構想がいつ実現できるかは,その価値観を変えることをどれくらいの人ができるかどうかにかかっている。
著者
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