市町村合併と環境問題
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概要
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現在,2005年春を目前にして,多くの地方自治体で合併問題が協議されている。本来,市町村合併は当事者の自主的なもののはずが,明治以来,常に政府主導で合併がなされてきた。このような合併の歴史を検討した上で,今日の合併の是非について考えてみた。そして,平成の大合併がなされた後,その地域の環境問題がどうなるかについて考察した。合併が過疎化を生み,過疎化の結果その地域での産業が衰退していったという歴史的事実が今回も当てはまると考えた。地元住民が生き続けるための産業が衰退していくということは,そこでの自然生態系が維持できないことを意味し,その結果,環境問題が一層深刻になると考えた。事業ごとの広域連合をすることを優先的に考え,市町村合併は避けるべきであると結論づけた。
- 2004-03-31
著者
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