8.エネルギー問題についての一考察
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概要
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我々の住む地球生態系においては,エネルギーをもたらすソース(供給源)から経済活動を経て,シンク(吸収源)に至るまで,絶えまないフローが存在する。シンクでの浄化作用・中和作用によって廃棄物は無害な状態になる。ソースの供給過剰が資源枯渇問題で,そのゆきつくところは能力を越えたシンクへの廃棄物の供給であり,これが環境問題である。これを解決するためには,初期投資額が多い,稼働させるのにコストが高く,面倒であるといった点等々,色々と不便でも,地球生態系に優しく,枯渇問題もない再生可能エネルギーを使わなくてはならない。このエネルギーの研究は,先進国を始め一部の発展途上国でも,国家プロジェクトとして取り組み,若干の成果も見られるが,日本における取り組みは非常に心許ない。エネルギー供給源の細分化により,国民に問題の本質を知ってもらい,人類生き残りを掛けて,国家的にもっと真剣に取り組むべきである。
- 京都教育大学の論文
- 1997-03-31
著者
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