10.そろばん教育と知恵
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概要
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今日の日本の学校教育は具体によるものと抽象によるものとでしか行われていない。これでは子どもに知恵が付かない。子どもに知恵を付けるには,半具体と半抽象による教育も手を抜かずに行っておく必要がある。これが『読み・書き』の教育である。数概念に関しての半抽象の教育はそろばん教育である。つまり,日常生活に必要な知恵を育てる教育が『読み・書き・そろばん』教育である。そして,これらは自学自習による教育が求められるものばかりである。しかし,いずれも今日の学校教育では重要視されていない。この結果,育って来た子どもは指示待ち症候群に陥っている。日本の将来のための教育を考えるなら,半抽象や半具体による教育を手を抜かずにやっておく必要がある。日本の今日のそろばん教育の中心はそろばん塾である。そろばん塾の指導の中心は珠算検定試験の受検である。したがって,より知恵の付くそろばん教育を考えるには,珠算検定試験の内容に配慮しておかねばならない。より知恵を付けるための珠算検定試験について考察してみた。
- 2006-03-31
著者
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