遺伝子組換え食品に関する2000年の動向と除草剤耐性ダイズの検定
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概要
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遺伝子組換え食品が実際に食卓に上ってくるようになって以来、それに対する消費者の反発は日増しに強くなっている。現在のバイオテクノロジーや遺伝子組換え食品に関する報道を新聞・インターネットなどで調査したところ、世界各国で遺伝子組換え食品に対する消費者の懸念が広がり、排除される傾向にあった。また本研究において、遺伝子組換えと非遺伝子組換えを厳密に分別していない外国産ダイズを検定した結果、遺伝子組換えダイズが高頻度で混入していることが明らかになった。一方、バイオテクノロジーは将来の大きな可能性を秘めているため、機能性成分や工業原料・医薬品の大量生産・環境浄化などの機能を導入した新しい観点からの遺伝子組換え植物の研究開発が、現在、急速に進展している。今後、消費者に広く受け入れられる次世代の遺伝子組換え植物の作出が期待される。
- 帯広畜産大学の論文
- 2001-10-22
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