岐阜薬科大学附属薬局における4回生実務実習生による実習調剤ミス分析の実態調査
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概要
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To assess the current situation of dispensing errors in pharmacy practice and analyze their causes, we conducted a survey of fourth year students (n=20) at Gifu Pharmaceutical University during their practical training in the pharmacy department in 2005. The rate of dispensing errors was a high 7.8%, and errors relating to names and specifications of drugs accounted for 42.1% of them. Precautions printed in colour seemed to be ineffective in preventing mistakes by the students. When analyzed in terms of day of the training, dispensing errors were most frequent on the 1st (Monday) and 4th (Thursday) days of the practice. These results indicate that dispensing practice should be shortened on the 1st day to allow time for an orientation lecture and on the fourth day, students need to pay more attention to avoiding careless mistakes. On a daily basis, the rate of dispensing errors was highest between the early morning and 11 a.m., and from 2p.m. to 3p.m. From this we inferred that, regardless of the workload, errors often occur soon after the start of pharmacy practice, both in the morning and afternoon, so students need to be more alert in the morning and after lunch. These results indicate the need for lectures in which students are taught about the fundamentals of dispensing and ways of preventing mistakes prior to the start of pharmacy practice.
- 日本医療薬学会の論文
- 2007-11-10
著者
-
寺町 ひとみ
岐阜薬科大学実践薬学大講座病院薬学
-
土屋 照雄
岐阜薬科大学実践薬学大講座病院薬学
-
高島 英滋
岐阜薬科大学薬局薬学研究室
-
窪田 傑文
岐阜薬科大学薬局薬学研究室
-
寺町 ひとみ
岐阜薬科大学
-
寺町 ひとみ
岐阜薬科大学病院薬学研究室
-
土屋 照雄
岐阜薬科大学
-
土屋 照雄
岐阜薬科大学病院薬学研究室
-
篠田 綾
岐阜薬科大学薬剤学研究室
-
高島 英滋
岐阜薬科大学実践薬学大講座薬局薬学研究室
-
窪田 傑文
岐阜薬科大学実践薬学大講座薬局薬学研究室
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