男性看護師に対する女性患者の認知度とニーズに関する研究
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概要
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目的 : 男性看護師に対する女性患者の認知度,ニーズを把握し,男性看護師のケアのあり方を明らかにするために質問紙調査を行った.方法 : N大学医学部附属病院の一般病棟に入院する女性患者188人を対象として,質問紙調査を行った.調査内容は患者の背景,男性看護師の認知度,必要性,男性看護師から看護を受けた経験の有無などである.調査期間は平成14年11月11日〜平成15年1月31日である.結果 : 1.男性看護師の認知度は高かったが,実際に男性看護師から看護を受けた経験がある人は34人(18.9%)と2割に満たなかった.男性看護師を必要と回答した人は97人(53.9%)と過半数を超えていた.2.男性看護師に看護を受けた経験がある患者,男性看護師が勤務する病棟の患者は「男性看護師が必要」と認識している人が有意に多かった.3.男性看護師から看護を受ける場合の女性患者の反応では,羞恥心が伴うケア,処置においては「女性看護師と代わる」が多く,特に十分な配慮が必要である.
- 長崎大学の論文
著者
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宮原 春美
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
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宮原 春美
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻
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大山 祐介
長崎大学医学部・歯学部附属病院
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戸北 正和
長崎大学医学部・歯学部附属病院
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小川 信子
長崎大学医学部・歯学部附属病院
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