修士修了直後,ならびに臨床心理士資格取得後の研修,スーパービジョン等についての追跡的研究(2)

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概要

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本研究では,前報に続き,修士修了後の臨床心理士教育プログラムを策定する目的で,前回調査で回答のあった修士修了直後の者たちを対象に,彼らの修了後の勤務状況,研修,スーパービジョンの実態等について追跡調査を行った.勤務状況については,前回調査時からの10ヶ月間では大きな変化は見られなかったものの,全体的に非常勤を掛け持ちする数が減り,各自の専門領域がより絞り込まれていることが伺えた.また,研修への参加率は前回よりも上がっており,スーパービジョンを受ける者も増えたことが分かった.一方で,研修,スーパービジョンへの参加を制限する理由も明らかにされ,修士修了後の様々な状況,要因を考慮しながら,個々のニーズを把握し,修了後教育プログラムを策定する必要性が提示された.
愛知学院大学の論文
2007-03-10

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