ダチョウインスリン様成長因子-IをコードするcDNAのクローン化と塩基配列の決定
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概要
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ダチョウ(Struthio Camelus (varietas) domesticus)のインスリン様成長因子-I(olGF-I)をコードするcDNAをダチョウ肝臓cDNAより単離した。単離したcDNAは459塩基対のコーデイング領域を含む819塩基対からなっていた。この領域は48アミノ酸残基よりなるシグナルペプチド、70アミノ酸残基よりなる完全長のインスリン様成長因子-I、及び35アミノ酸残基よりなるEドメーンのポリペプチドに相当していた。ダチョウのインスリン様生長因子-Iのアミノ酸配列は、ニワトリおよびシチメンチョウのインスリン様生長因子-Iのアミノ酸配列とは非常に高い相同性(〜99%)を示し、またマウス、ウシ、ヤギ、およびヒトのインスリン様生長因子-Iのアミノ酸配列とも比較的高い相同性(84-79%)を示した。
- 近畿大学の論文
- 2000-02-25
著者
-
酒井 裕
Department Of Bioscience And Technology Faculty Of Engineering Okayama University
-
駒野 徹
Department Of Genetic Engineering Kinki University
-
駒野 徹
京大農・基生研
-
田口 善智
Department Of Genetic Engineering Kinki University
-
武部 聡
Department of Genetic Engineering, Kinki University
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