効率的な視聴を支援するための多重スケールでの音響信号の解析と表示法(信号処理,知的マルチメディアシステム,及び一般)
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概要
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デジタルコンテンツに対し早送り再生や巻き戻しの操作を行う場合,ユーザは当該操作の間,画面を注視する必要があった.我々はこの問題を解決するべく,音響信号を可視化し,それをユーザに提示する方法を提案してきた.しかしながら,可視化画像を生成する際に行う処理の,スケールの大きさには根拠がない.なぜならば,処理の対象が音声なのか音楽なのかといった性質の違いによって,存在している時間長が大きく異なるために,処理を行うべきスケールが異なってくるからである.そこで本稿では,様々な時間スケールで処理を行い,それらをユーザに単純な表現として提示することで,この問題の解決を試みる.また,動作しているシステムのデモンストレーションを行う.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-09-20
著者
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