爬虫類におけるSalmonellaの保有に関する研究
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概要
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野生の爬虫類252検体および愛玩用として一般家庭で飼育されている爬虫類(愛玩用爬虫類)39検体からSalmonellaを分離し,種および亜種の同定,血清型別を行った。野生の爬虫類252検体中29検体(11.5%),愛玩用爬虫類39検体中22検体(55.6%)からSalmonellaが検出された。分離されたSalmonellaの亜種は,亜種Iが最も多かった。分離されたSalmonellaの亜種Iの血清型は,S. Litchfield,S. Thompson,S. Newportなど9血清型に分類された。以上のことより,爬虫類はSalmonellaを高率に保有し,分離された株の中には日本においても胃腸炎患者から分離される血清型もあり,爬虫類がヒトのSalmonella感染症の感染源となりうることが示唆された。
- 麻布大学の論文
著者
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村上 賢
麻布大学大学院獣医学研究科
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加藤 行男
麻布大学
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加藤 行男
麻布大学大学院獣医学研究科
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Okatani Alexandre
麻布大学大学院獣医学研究科
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Okatani Tomomitsu
麻布大学大学院獣医学研究科
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村上 賢
麻布大学大学院分子生物学研究室
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