LAMP法による幼苗検定法を利用した黄化葉巻病抵抗性トマト系統の育成(育種・遺伝資源)
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概要
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トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)に抵抗性を持ち,わが国の消費嗜好に適した生食用トマト系統(Lycopersicon esculentum)を育成する目的で,オランダから導入した抵抗性品種'Athyla'と国内品種'桃太郎ファイト'を交雑して,選抜・固定を行った.LAMP法を活用した幼苗検定法で選抜を行い,感染はするが,植物体内でのウイルス増殖が抑制され,病徴を発現しないTYLCV抵抗性系統を得た.得られた系統は,わが国の一般的な生食用大玉品種と同様に,果実は大玉で果皮色が無色,糖度が高いなどの特性を有する.LAMP法を活用した幼苗検定法によるTYLCV抵抗性とトマト黄化葉巻病常発地は場での抵抗性は相関が高く,幼苗検定法による選抜は有効な育種手法であると考えられた.
- 2007-07-15
著者
-
福田 至朗
愛知農総試
-
矢部 和則
愛知県農業総合試験場
-
大薮 哲也
愛知農総試
-
穴井 尚子
愛知県農法総合試験場
-
加藤 政司
愛知県農業総合試験場
-
大薮 哲也
愛知県農法総合試験場
-
福田 至朗
愛知県農法総合試験場
-
矢部 和則
愛知県農法総合試験場
-
福田 至朗
愛知県農総試
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